BMWの慣らし運転について


BMW 4シリーズクーペ 宿泊先のホテル前にて

BMW 4シリーズクーペ 宮崎市内にて

BMW 4シリーズクーペ 帰りの高速道路にて

私自身は最近の新車に慣らし運転なんて不要だと思っています。

エンジンなんて出荷前に動作確認でレッドゾーンまでブン回しているでしょうし、船積みや積載車に乗せるときだってそんな丁寧には扱われてないような気がします。

国産車だったらコンロッドやクランクシャフトが鋳鉄製の車が多いので、成型時のバリや砂を落とすための慣らしが必要だと思うのですが、輸入車(特にドイツ車)では工作精度が高いことに加え、多くのエンジンパーツに鍛造製法を採用しているので、製造時のバリも少なく成型時に砂を使わないため砂落としも必要ありません。

そんな状態なのに、納車後に走行負荷を気にしながら数千キロも運転するなんて時間の無駄だと思っていました。

しかし、BMWのユーザーズマニュアル(取扱説明書)を読んでみると、詳細な「慣らし運転」についての記載がありました。



BMWユーザーズマニュアル(慣らし運転)
慣らし運転

一般事項
可動部品を互いになじませる必要があります。
以下の注意事項は、車両の適切な耐用年数と経済性を得るのに役立ちます。

エンジンとデファレンシャルギア
ぞれぞれの国で適用される速度制限を守ってください。

2000km 以下
最大エンジン回転数を超えないようにしてください:4500rpm

アクセルペダルをいっぱいまで踏み込んだり、キックダウンを行ったりすることは控えてください。

2000km 以降
エンジン回転数と速度を徐々に上げてください。

タイヤ
新しいタイヤのグリップ力は、製造上の理由から、まだ最適な状態にはなっていません。
最初の300kmは抑制して走行してください。

ブレーキシステム
ブレーキディスクとブレーキパッドは、約500kmの走行後に適切な摩耗および接触パターンに達します。この慣らし運転の間は、控えめに走行してください。

部品交換後
前述の部品を交換した場合、改めて慣らし運転を行ってください。



ナルホド・・・メーカーが公式に「慣らし運転」が必要と言うならその通りに従います。

と言う事で、小心者の私は自身のポリシーより車の取説に従い、お隣の宮崎県まで慣らし運転の旅に行ってきました(^_^;)

現在の走行距は800km、まだまだ先は長い・・・


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