硫黄島からの手紙

硫黄島からの手紙を観ました。

内容をより深く理解しようと思い、実は今回で2回目です・・・

戦況が悪化の一途をたどる太平洋戦争末期の1944年6月の硫黄島・・・

日本の最南端にほど近い太平洋に浮かぶ、東京都小笠原村硫黄島・・・

山手線一周ほどもないこの小さな島は、米軍の爆撃機による本土攻撃を食い止める最期の砦として日本にとって重要な拠点だった。アメリカ留学の経験を持ち、米軍との戦いの厳しさを誰よりも覚悟していた栗林中将は、着任早々本土防衛の最期の砦である硫黄島を死守すべく、島中にトンネルを張り巡らせ短期間で地下要塞を築き上げる!

そんな栗林に硫黄島での日々に絶望していた兵士たちは希望を見出すが、一方で古参の将校たちの間で反発が高まって行く・・・そして米軍は硫黄島に上陸・・・

米軍は当初、圧倒的な戦力の違いから5日で陥落できると踏んでいたが、予想以上の日本軍の抵抗によって激戦は36日間に及び、日本軍は20,933名の守備兵力のうち20,129名が戦死し、アメリカ軍は戦死6,821名、戦傷21,865名の損害を受けた。太平洋戦争後期の島嶼防衛戦において、アメリカ軍地上部隊の損害が日本軍の損害を上回った唯一の戦闘となった・・・

硫黄島の激戦を戦い抜いた栗林中将と若き兵士達・・・戦後61年が経ち、地中から発見された数百通の手紙・・・届かぬとわかっていてしたためられた家族への思いが余りにも悲痛で胸を打ちます・・・

今の平和な日本からは、とうてい想像する事の出来ない壮絶な内容のこの映画・・・是非映画館で観てください!

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