私を含めた日本のBMWオーナーにとって、とても残念な記事がインターネット上に掲載されています。
記事の内容は下記の通りなのですが、BMWの韓国人デザイナーが本社ビルをバックに堂々とインタビューを受けています。
新し物好きの私としては10月に日本でも発売予定の「4シリーズクーペ」に関心があり、実車を見て印象が良ければ購入しようとまで考えていたのですが、チーフデザイナー?のこの発言により一気に購入意欲がなくなってしまいました。
記事の内容を見て頂くとわかると思うのですが、あまりに日本のユーザーに対して配慮に欠ける内容となっています。
BMW社にとってはMINIや3シリーズのエントリーモデルしか売れない日本市場よりも、利益率の高い5シリーズがメインで売れている韓国市場の方がマーケティング戦略上重要と考え、あえて韓国寄りの発言を容認しているのかもしれません。
どのような意図があったのかも含めて、このデザイナーの発言について「BMWジャパン」の広報担当を経由して、「BMW社としての公式見解」なのか、それとも「一社員の勝手な発言」なのかを確認してもらいました。
広報担当のSさんとの会話の中では、「事実関係を確認し上層部へ伝えます。」としか答えてもらえなかったのですが、この件に関して今後BMWプレスリリースへの掲載や該当サイトに変化がなかった場合は再度BMWジャパンへ問い合わせをしようと思います。
日本の企業では古くから、お客様(利用者)から見た社員の発言は「その企業を代表する者としての責任ある発言」といった考え方が根強く残っています。
あの国とは文化が違うので意見をするだけ無駄なのかもしれませんが、たとえ個人的な考えだったとしても公の場での発言にはもう少し慎重になってもらいたいものです・・・
BMWの初の韓国人デザイナー「欧州では韓国車のデザインが日本車よりも勝っているようだ」
ドイツのミュンヘンには“BMWベルト”(Welt・世界)という複合展示空間がある。BMWの最新モデル展示場であるだけでなく自動車の出庫場だ。
子供たちが自動車を勉強できる“ジュニアキャンパス”という空間もある。そばにあるBMW博物館と共に多くの人が訪れる観光名所だ。
自動車出庫場が見下ろせる陸橋を通って200メートルほど先のBMW本社にも続いている。
BMWベルトで18日(ドイツ時間)、BMWの初めての韓国人デザイナー、カン・ウォンギュ氏(38)に会った。
消費者の目を引くデザインがどんなものなのかを知ることが出来る場所なので頻繁に訪れるという。彼はニュー4シリーズクーペコンセプトカーのデザイン作業を主導し、量産型モデルデザインにも参加した。今年の初め米国デトロイトで開かれた北米国際オートショーでBMWがニュー4シリーズコンセプトカーを披露した時は、現場で直接説明した。4シリーズについて彼はこのように話した。「抑えきれない躍動的な美しさが基本コンセプトだった。個人的な立場だけで見れば、4シリーズは3シリーズの派生型程度で始めたことだった。ところがデザイン作業をしながら“もっと肉感的で、もっと優雅に、もっと素敵な”方向に続けて見たら、ある瞬間、3シリーズと付けるには惜しい新しい級の上位車種があらわれた」。
弘益(ホンイク)大学で産業デザインを専攻した彼は、2001年に現代(ヒョンデ)自動車に入社して1年余り勤めて翌年に米国カリフォルニア州のアートセンターデザイン大学(Art Center College of Design)に行って勉強を続けた。
アートセンター在学時は“カナダモーターショー自動車デザイン品評会”で3位に入賞した。BMWに身を置くことになったのは卒業作品のおかげだった。シボレーのスポーツカー“カマロ”を再解釈した作品がBMWカリフォルニアデザイン研究所のデザイナー、クリストファー・チャップマンの目にとまったのだ。2005年に入社後、本社デザインスタジオに所属してBMWの多様なデザインプロジェクトに参加した。
「自動車デザイナーは夢を売る人だ。私が夢見る自動車を描いた後、これを現実化するためにエンジニアを懸命に説得する。
そうするためには相当なレベルの工学・部品知識も必要だ」。彼は“直感(gut feeling)”を強調した。
それを「さらに軽快で、さらに優雅な姿が本能的に思い浮かぶ能力のようなもの」だと説明した。
韓国の自動車デザインについて彼は「入社初期、車のデザインがあまり良くないと周囲のデザイナーが“現代車のようだ”と言っていたが、今は誰もそのように言わない」とした。
「かえってこの頃、欧州では韓国車のデザインが“退屈な”日本車よりもはるかに先んじていると見ている」と付け加えた。
それと共に「箸で豆をつまんでキムチをとり分ける韓国の繊細さと精巧さで、そして激しい競争の中で生きてきたことがデザイナー生活に役立つようだ」とした。彼は「BMWがドリームカーをつくるならば私がやりたいし、それができる能力を備えていきたい」と話した。
(中央SUNDAY第333号)
http://japanese.joins.com/article/593/174593.html
記事の内容は下記の通りなのですが、BMWの韓国人デザイナーが本社ビルをバックに堂々とインタビューを受けています。
新し物好きの私としては10月に日本でも発売予定の「4シリーズクーペ」に関心があり、実車を見て印象が良ければ購入しようとまで考えていたのですが、チーフデザイナー?のこの発言により一気に購入意欲がなくなってしまいました。
記事の内容を見て頂くとわかると思うのですが、あまりに日本のユーザーに対して配慮に欠ける内容となっています。
BMW社にとってはMINIや3シリーズのエントリーモデルしか売れない日本市場よりも、利益率の高い5シリーズがメインで売れている韓国市場の方がマーケティング戦略上重要と考え、あえて韓国寄りの発言を容認しているのかもしれません。
どのような意図があったのかも含めて、このデザイナーの発言について「BMWジャパン」の広報担当を経由して、「BMW社としての公式見解」なのか、それとも「一社員の勝手な発言」なのかを確認してもらいました。
広報担当のSさんとの会話の中では、「事実関係を確認し上層部へ伝えます。」としか答えてもらえなかったのですが、この件に関して今後BMWプレスリリースへの掲載や該当サイトに変化がなかった場合は再度BMWジャパンへ問い合わせをしようと思います。
日本の企業では古くから、お客様(利用者)から見た社員の発言は「その企業を代表する者としての責任ある発言」といった考え方が根強く残っています。
あの国とは文化が違うので意見をするだけ無駄なのかもしれませんが、たとえ個人的な考えだったとしても公の場での発言にはもう少し慎重になってもらいたいものです・・・
BMWの初の韓国人デザイナー「欧州では韓国車のデザインが日本車よりも勝っているようだ」
ドイツのミュンヘンには“BMWベルト”(Welt・世界)という複合展示空間がある。BMWの最新モデル展示場であるだけでなく自動車の出庫場だ。
子供たちが自動車を勉強できる“ジュニアキャンパス”という空間もある。そばにあるBMW博物館と共に多くの人が訪れる観光名所だ。
自動車出庫場が見下ろせる陸橋を通って200メートルほど先のBMW本社にも続いている。
BMWベルトで18日(ドイツ時間)、BMWの初めての韓国人デザイナー、カン・ウォンギュ氏(38)に会った。
消費者の目を引くデザインがどんなものなのかを知ることが出来る場所なので頻繁に訪れるという。彼はニュー4シリーズクーペコンセプトカーのデザイン作業を主導し、量産型モデルデザインにも参加した。今年の初め米国デトロイトで開かれた北米国際オートショーでBMWがニュー4シリーズコンセプトカーを披露した時は、現場で直接説明した。4シリーズについて彼はこのように話した。「抑えきれない躍動的な美しさが基本コンセプトだった。個人的な立場だけで見れば、4シリーズは3シリーズの派生型程度で始めたことだった。ところがデザイン作業をしながら“もっと肉感的で、もっと優雅に、もっと素敵な”方向に続けて見たら、ある瞬間、3シリーズと付けるには惜しい新しい級の上位車種があらわれた」。
弘益(ホンイク)大学で産業デザインを専攻した彼は、2001年に現代(ヒョンデ)自動車に入社して1年余り勤めて翌年に米国カリフォルニア州のアートセンターデザイン大学(Art Center College of Design)に行って勉強を続けた。
アートセンター在学時は“カナダモーターショー自動車デザイン品評会”で3位に入賞した。BMWに身を置くことになったのは卒業作品のおかげだった。シボレーのスポーツカー“カマロ”を再解釈した作品がBMWカリフォルニアデザイン研究所のデザイナー、クリストファー・チャップマンの目にとまったのだ。2005年に入社後、本社デザインスタジオに所属してBMWの多様なデザインプロジェクトに参加した。
「自動車デザイナーは夢を売る人だ。私が夢見る自動車を描いた後、これを現実化するためにエンジニアを懸命に説得する。
そうするためには相当なレベルの工学・部品知識も必要だ」。彼は“直感(gut feeling)”を強調した。
それを「さらに軽快で、さらに優雅な姿が本能的に思い浮かぶ能力のようなもの」だと説明した。
韓国の自動車デザインについて彼は「入社初期、車のデザインがあまり良くないと周囲のデザイナーが“現代車のようだ”と言っていたが、今は誰もそのように言わない」とした。
「かえってこの頃、欧州では韓国車のデザインが“退屈な”日本車よりもはるかに先んじていると見ている」と付け加えた。
それと共に「箸で豆をつまんでキムチをとり分ける韓国の繊細さと精巧さで、そして激しい競争の中で生きてきたことがデザイナー生活に役立つようだ」とした。彼は「BMWがドリームカーをつくるならば私がやりたいし、それができる能力を備えていきたい」と話した。
(中央SUNDAY第333号)
http://japanese.joins.com/article/593/174593.html
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コメント
1尻の次はお金に余裕があれば2尻か、取り回しを考えてMINI or 0尻かなー?なんて思ってたのですが
朝鮮人がデザインしてるなら次もBMWにしようという気が萎えてしまいす
以前1尻の記事にコメントした者です
大っ嫌いです。でも今回のデザイナーのコメントは
何となく理解できます。デザイン含めて今の日本車
乗ってて楽しいですか?少なくとも僕は楽しく無いから
BMに乗っています。で、最近感じませんか?街中で
走っている外国車の比率が年々上がってきている事。
また、T社の高級ブランドのLが未だにドイツ御三家を
真似て、Sグリルを創ってみた事。で、企業であれば
利益率の高い市場を注視する事も事実。特に国際企業
であれば尚更の事。結果が全て!彼がデザインした?
4シリーズが売れれば彼の言った事が正しかった。
売れなければ間違いだったって事だと思いますが......
BMWは乗ってて脳汁が出るので、1尻の次は2尻か、はたまた噂の0尻かなーなんて思っていたんですが…
何でもかんでも日本と比較しないと気が済まない国のお方がデザインしてるとなると、購買意欲も無くなりますね。
お久しぶりです。返事が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。
1年がかりのプロジェクト(仕事)で忙殺されていました・・・
確かに私も次は4シリーズか2シリーズを検討していましたが、チーフデザイナーのこの発言がきっかけで購買意欲が萎えてしまいました(-_-;)
ちなみに現時点で、BMWとBMWジャパン公式サイトにこの記事に関する訂正や謝罪のコメントはありません。
日本のユーザーに対しての配慮が足りないと思わざるを得ません。
残念ですが、次期愛車候補からはBMWを外そうと考えております。
コメントの返事が遅くなり、申し訳ありませんでした。
たしかに最近の日本車は世界に通用するような楽しい車が少ない気がしますね。
走りは燃費重視のかったるいエコエンジンと乗り心地の良いフニャ足で、デザインに関してもコスト削減のためプレス代をケチって鉄板をそのまま貼り付けたかのような平凡なハリボテ車が多い印象です。
しかし、私は日本車には日本車の楽しみ方があると思います。
多くの人を乗せ、少ない燃料消費で目的地まで快適にドライブしたり、コンパクトな車体を活かして今まで走った事のない林道や街中を探索してみたりetc・・・
たまたま私が車に求めている要素が今の日本車には無かっただけで、求めるモノによっては日本車はアリなんだと思います。
私があの韓国人デザイナーに言いたい事は2点。
1.日本とドイツ(韓国?)では車づくりのコンセプトが全く違うんだから、比較すること自体ナンセンス。
2.日本へのコンプレックスからの発言でしょうが、世界で活躍する日本人デザイナー達はあなた達の事は全く意識していませんので、いちいち日本を意識しないでください。
バイクもBMWからホンダへ
これでよかったと思います
BMWは韓国車のような下品さが出てきましたね
コメントありがとうございます。
BMWからホンダって、まさに私と同じ流れですね(笑)
このデザイナーの発言は如何なものかと思いますが、デザイン自体は良いものを持っているだけにとても残念ですね。
下品と言われているG82型の4シリーズですが、実車を見てみるとネット情報や写真とは全く印象が異なり、個人的な感想としてはフツーにカッコ良かったです。※でも7シリーズは実車でも無理でした・・・
社員の個々の発言が製品の印象に直結してしまう事もあるので、会社としてガバナンスを効かせていただきたいものです。