久しぶりのサーキット走行!

教習車のレクサスIS250(新型)
ル・マン優勝経験をお持ちの講師の関谷正徳さん

 GAZOOイベントについて 

ルノースポールといえばサーキット!しかも今回購入したルーテシアRSは、サーキット走行も視野に入れたシャシーカップでございます。

こんなクルマを街乗りだけで使っていてはバチが当たると思い、インプレッションと慣らしもかねて、オートポリスで開催されたGAZOOスポーツドライビングレッスンに参加してきました。

 レーシングドライバーによる講義 

先ずは講師のレーシングドライバーの方々から、基本中の基本「自動車とは」から始まり、独自のドライビング理論についての講義があり、次にサーキット走行において通常走行との違いや速く走るためのコツといった、通常では聞くことのできないテクニカルな部分の話をじっくりと時間をかけて教えていただきました。

 サーキット同乗走行 

講義の次は、レーシングドライバーが運転する車の隣に乗っての同乗走行でした。この日は午前と午後で天候が激変し、合計2回の同乗走行でドライとヘビーウェット路面をそれぞれ体験することができました。

ありきたりな感想なのですが、レーシングドライバーのブレーキングテクニックがとにかく素晴らしく、2トン近くあるレクサスIS-FやIS250がまるでレーシングカートのようにキビキビと向きを変える様は圧巻でした。

 ジムカーナレッスン 

次に自分の車でジムカーナレッスンがありました。ジムカーナと言ってもレイクサイドコースの走行部分を限定し、その区間タイムを計測するといったものです。

峠のようなタイトコーナーや複合コーナーを想定して練習をするのですが、久々のハイパワーFF車ということもあってアクセルオンのタイミングが分からなく大苦戦しました・・・

 ルーテシアRSによるサーキット走行 

次はいよいよオートポリス本コースの走行です。車にゼッケンをつけて他の受講者や現役レーサーと一緒に走ってタイムを競います。※タイム計測はありません。

ゼッケンを貼ってヤル気モード!

走り始めた瞬間に気付いたのですが、やはりルノースポールはレース屋さんです。街乗りや峠よりスピードレンジの高いサーキットでこそ本領を発揮します。


結構なウェット路面であるにもかかわらずフロントタイヤは正確に路面をとらえ、正確に狙ったラインをトレースしていきます。それに200馬力を誇るターボエンジンの加速も強力で、他の参加者の車(トヨタ系が中心)を次々とオーバーテイクしていきます。

雨天とはいえ夏場のサーキットなので結構気温も高かったのですが、ほぼ全開走行で10ラップ以上走っても全く熱ダレする様子はありません。ルノーにとっても私にとっても初物だったEDC(エフィシェント・デュアル・クラッチ)トランスミッションについても全く問題ありませんでした。

 走行時の感想 

しかし、気になる点も少しありました。先ずはハイパワーFF車の宿命だと思うのですが、加速時にハンドルが左右に揺さぶられる「トルクステア」が出てしまうことと、標準のロープロファイルタイヤが熱ダレしてしまうとリアの限界が高い分、どのような操作をしてもアンダーステア傾向になってしまう点です。

それと、自分にとってはこれが一番の問題だったのですが、最初アクセルワークとブレーキングに集中するためにRSドライブ(走行モード切替スイッチ)で「スポーツ」を選択し、変速に関してはオートモードを使用していたのですが、この自動変速が恐ろしくアホで、コーナリング中に高くなったり低くなったり何度も変速を繰り返すし、立ち上がりに関しても何故か高いギアのまま加速しようとして途中で慌ててキックダウンしているような変な制御でした。

しかし、このクルマの恐ろしいところは、そんな状態で走行しているにもかかわらず他を圧倒するペースで走行できてしまっている点です。走行会終盤に前をN耐仕様(ドンガラ+ロールケージ)の86が走っていたのですが、部分的には引き離されるものの結構ついて行くことができました。

快適装備フル装備の車が、生粋のレース車両について行けるって凄くないですか?

そんなこんなの楽しい時間でしたが、雨足が強まったことに加え、濃霧が立ち込めてきたので走行会は次のグループを待たずして中止となりました。

黒いボディは汚れが目立つので、こまめな洗車が必要です。

 走行後のケア 

サーキット走行後は汚れていたので、タイヤの状態や傷の確認もかねてピカピカに洗車してあげました。

今回の走行ではボンネットに飛び石によるチッピングが4か所と、フロントガラスの目立たない部分に1か所チッピングができていました。走っていたら傷は必ずつく、気にしない気にしない。



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