クルマの物価(価格)上昇について考える

昭和の街並みを再現した施設に多数のクラシックカーが展示されています
昭和の名車たちが展示されています。この時代のクルマは運転席がとってもシンプル。

 大分県宇佐市の宇佐神宮へ家族と初詣に行ったついでに、豊後高田市の「昭和の町」へ遊びに行ってきました。

 人口減少が著しい大分県において、ココ(豊後高田市)だけは転入者が転出者を上回る社会増になっているそうです。ちなみに、「住みたい田舎ランキング」では常に上位にランクインするほどの人気の町らしく、一時はランキングトップだったそうです。

 そんな豊後高田市の魅力をギュッと凝縮した観光スポットが「昭和の町」で、昭和30~40年代を再現した街並みのなかに商店や食堂、それに多数の名車が当時のそのままの姿で展示されています。※自分の世代ではないのですが何だか懐かしい。

 さて、ここからが本題。物価上昇について考えていきたいと思います。


 昭和の町を散策中に食堂(昭和40年代)の値札を見て驚きました。焼きそば80円、チャンポン70円!すげー安い!!先日大分(日田市)で食べた焼きそばなんて1,000円近くしたし、リ○ガー○ットのチャンポンだって800円以上します。50年ちょっとで物価って10倍も上がってるんですね。

 ちなみに、この当時の大卒初任給(公務員)19,610円で、喫茶店のコーヒーは1杯80円、映画館での鑑賞料金は350円だったそうです。一昨年の大卒初任給が206,100円なので、こちらもほぼ10倍になっている計算です。
参考サイト http://www.geocities.jp/return_youth/index.html

 この物価上昇の理由としては、「 戦後 → 高度成長 → 狂乱物価(オイルショック)→ バブル経済 」とインフレーションが進んできたため現在のような物価になっているようですが、ご存じバブル経済の崩壊後は逆にデフレ状態が続いているといわれています。

 政府・日銀はこのデフレ状態を脱却すべく、マイナス金利導入やETF買入れ増額等の異次元レベルの金融緩和を行うことで、円高トレンドをストップさせ、企業業績を改善させることで税収および労働者の賃金アップを実現しつつ「2%のインフレ」を早期に実現したいそうです。※年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も同様に株式買入れを増額中です。

 しかし、私の感覚的なものなのでしょうが、身の回りのモノの物価は結構上がってきてるような気がします。食料品や衣類、それにサービス利用料等については消費税の増税の影響もあるのでしょうが、ここ数年で10%くらい上がった気がします。

 実際にどれくらいモノの値段が上がったか見てみたいのですが、食料品や衣類は販売価格こそ変えないものの、内容量や品質を落とすサイレント値上げが横行しているため、どれくらい値上がりしたかの定量化が難しいです。

 そこで、少々強引ではありますが、私の独断と偏見でクルマを基準とした近年の値上げ(物価上昇)について見ていきたいと思います!※無理やり感ハンパない・・・

クルマの物価(価格)上昇について

[BMW F30 3シリーズ 320d Mスポーツ]

 では早速軽めの値上げネタから・・・
1台目は私が最も愛した自動車メーカーであるBMW社の3シリーズについて調べてみました。私がF30の320dを購入したのは6年前(2012年)で、その当時の価格は5,140,000円でした。しかし、その後は消費税の増税やBMWジャパンの度重なる値上げによって現在ではなんと600万円の大台を超える6,080,000円にまでなっています!
BMW F30 3er 320d M Sport MY2012 - MY2018

 僅か6年間17%以上の値上げ!消費税の3%分があるにせよ、BMWジャパンは少々強気すぎませんかね⁉もうすぐフルモデルチェンジしてG20になるようですが、いくらなんでもBMW入門車の3シリーズごときに600万円は出せまへん。 さようならBMW・・・君の事は忘れないよ・・・

[マツダ NB - ND ロードスター]

 さて、お次は現在の愛車でもあるマツダのロードスターについて見ていきたいと思います。今回のロードスターからは比較する期間をぐぐーんと20年に延ばします!

 20年前と言えばバブル経済が崩壊し、就職氷河期で私も就活生として苦しんだ時期です。しかし、私が思うに当時の日本車はとても活気があり面白かったと記憶しているため、この20年スケールとしました。 
 
 NBロードスターが登場したのがちょうど20年前で、当時は既に消費税は5%になっていました。そして現在はNDロードスターが登場しておりこの2車種の同グレードで比較してみようと思います。
MAZDA MX-5 MY1998 - MY2018

 20年前のNBロードスターRSが2,295,000円に対して、現在のNDロードスターRSは3,256,200円!20年間でなんと40%以上の値上げ!バブル経済崩壊直後の20年前とは時代が違うとはいえ、300万円オーバーといえばトヨタ86やS15シルビアSpecRより高額となります。 サスガにこの価格レンジになってくると入門用スポーツカーとは言えませんよね・・・

[日産 R33 - V37 スカイライン]

 さぁどんどんスゴイのが出てきますよ~!お次はコレまた私が以前乗っていたスカイラインです。20年前はR33スカイラインの後期(私は前期に乗っていました)で、現在はV37スカイラインになっています。この2車種のターボモデル同士で比較してみようと思います。
NISSAN Skyline R33 Infiniti Q50 MY1997 - MY2017

 20年前のR33スカイラインGTS25tタイプMが2,838,000円に対して、現在のV37スカイライン200GT-tタイプSPは4,713,120円!20年間でなんと70%近く値上げ!!この20年であの走り屋達に愛されたスカイラインが、500万円近い高級セダンになっちゃってます!いつの間にフツーのスカイラインがスカイラインGT-Rより高価になってんだよ・・・
 ひどいよゴーンさん!っていうか国内販売トップの星野さん!日本国内ではぜんぜん新型車を販売しないし、アホみたいな価格設定ばかりしてるし!!あまりにも国内市場を軽視しすぎ!!今後、中国経済の動向やアメリカの関税如何によっては輸出が激減し、また内需(国内市場)に頼らざるを得ない状況になるんだから、もう少しマトモな仕事をしてくれよ!!

[ホンダ EK9 - FK8 シビック タイプR]

 ううっ、血圧が・・・。
 最後はコチラ。コレまた私が以前乗っていたシビックです。20年前はEKシビックで、現在はFKシビックになっています。今回はクルマ好きや走り屋にも人気のあるタイプR同士で比較してみようと思います。
HONDA CIVIC Type R MY1997 - MY2017

 20年前のEK9シビックタイプR(エアコンレス)が1,998,000円に対して、現在のFK8シビックタイプRは4,500,360円!20年間でなんと2倍以上!130%近くの爆上げ!!こんなの私が知っているシビックじゃない・・・このクルマだけではなく最近発売されたCR-Vやクラリティ等のグローバルモデルでも日本国内だけ狂気じみた価格設定を繰り返しているホンダ。おそらく国内市場は軽自動車のみに注力する一本足打法で行くことが社内的に決定したんでしょうね・・・国内で普通車を売ろうとする企業努力がぜんぜん感じられないですわ。 BMW同様さようなら走りのホンダ・・・昔のホンダ車と過ごした楽しい日々の思ひでは忘れないよ・・・

 はいっ!宴もたけなわ、クルマの物価(価格)上昇についてのネタは以上となります。

 これらのデータを見る限り、クルマ業界に関しては政府・日銀のインフレターゲットを余裕で達成してる感じですよね。いや~、ヨカッタ・ヨカッタ・・・良いのか⁉(;・∀・)

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